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僕は・・・「何者なのか！？」－未公開－
何者なのか？・・・かぁ・・・そんなことを考えながら歩いていた・・・
一方通行2車線の道路を横切って渡ろうと「右」からしか来ない車を見ていた・・・
ふと「左」を見ると同じように渡ろうとしている「おばあちゃん」がいた。
視線を「右」に戻し、車が途切れるのを確認して渡ろうとした・・・が・・・
もう一度「左」を確認した。道路を渡るときは左右を確認をする。と教えられていたしな・・・というより「左」から念を感じたのだ・・・そう・・・渡らない「おばあちゃん」から・・・
否・・・渡れない「おばあちゃん」から・・・
タイミングというよりかは「目」の問題だと感じた。
遠くが見えてないのだ・・・
もう一度「右」に視線を移し「右」からしか来ない車を見た。
車が当分来ないのを確認し「今」を確信した。
視線を「左」に移し、「おばあちゃん」の目を見て「今」だ！と念を送った。仕返しだ・・・
「アイコンタクト」ってのは確かに存在する。
その小さな念力は届き「おばあちゃん」は動き出した。
おばあちゃんの数メートル右側で、何度も何度も「左右」を確認しながら、一方通行2車線の道路を、ゆっくり渡っていた・・・
その時だった・・・閃いたのだ
何者なのか・・・の「何」かに。
話は逸れるが、昔々・・・僕はサッカーをしていたのだが・・・
現役時代あれだけ首を振れていたら
「もしかした」かもしれない・・・
渡り終えた道路の端で「おばあちゃん」は嬉しそうに立っていた。
それを見てこう思った・・・
「何者」にもなりたくない・・・と。
おはようございます。2021年3月1日（月曜日）
それでは第三百二十七話「はじまり」です。
2021年3月1日ですね・・・
3月1日とは？年始から60日目（閏年でも61日目）
今年もあと・・・306日
続く
今日のお話は「終わり」です。
文章の所在が分からなくなったり、言葉では辿り着けないこともありますが・・・
今日も最後まで読んでくれて本当にありがとうございます！
今日という一日に「少し」の 勇気 を
そんな「もしかしたら」を
それではまた明日