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「こっちの扉から降りたい」-未公開-
今日、電車に乗っていたら、お母さんと手をつないだ小さな女子が乗ってきた・・・
そして女の子は動き出した電車の窓から外を眺めはじめた・・・
女の子は窓に手を当てて、額もついて・・・(笑)
何かを見つけるたびに、振り返り・・・
「あれは桃?」とお母さんに聞いていた
お母さんは「違う・・・よ」と・・・
そんなやり取りを、何度か繰り返していたら電車は次の駅についた。
お母さんが「降りるのよ」と言った。すると女の子は「降りない」と言った・・・
そして「今日はこっちの扉から降りたい」って女の子は言った。
すると・・・お母さんは
「分かった」と言った・・・
!?・・・いいのか・・・降りなくて・・・
そうしているうちに僕の「こっち側の扉」が閉まって電車は走り出した。
また同じように女の子の「桃の花?」とお母さんの「違う・・・」がはじまった。
かすかに聞こえる女の子のハミングに「灯りをつけましょぼんぼりに、お花をあげましょ桃の花・・・」をなぞっていた・・・そして・・・
結末を僕は知らない・・・
何故なら僕は「こっちの扉」から「降りた」からである。
今日3月3日は「桃」の節句・・・
女の子のすこやかな成長を 願う「日」である。
きっと女の子の「こっちの扉」を降りた先に・・・「桃の花」があるのだろう・・・
お母さんの「願い(愛)」はきっと届く。そう思った。
おはようございます。2021年3月3日(水曜日)
それでは第三百二十九話「はじまり」です。
2021年3月3日ですね・・・
3月3日とは?年始から62日目(閏年では63日目)
今年もあと・・・304日
そして今日は「桃の節句」ですね!
上巳(じょうし、じょうみ)とは、五節句の一つ。3月3日。
旧暦の3月3日は桃の花が咲く季節であることから、桃の節句とも呼ばれる。
ウィキペディア(Wikipedia)
続く
今日のお話は「終わり」です。
文章の所在が分からなくなったり、言葉では辿り着けないこともありますが・・・
今日も最後まで読んでくれて本当にありがとうございます!
今日という一日に「少し」の 勇気 を
そんな「分かった」を
それではまた明日