「忘れれない」コト。-未公開-

「もういいよ」
出典 「神さまとかくれんぼ」より 
大原(その小さな雑貨屋さん)

ラジルでの話。

あれから25年経ったのか・・・

(15歳~20歳までの約5年間ブラジルに留学していたんです)

リベルダージから歩いて、カテドラル メトロポリターナ(収容人数約8,000人を誇る南米最大級の教会)へ向かう散歩が好きだった。サンパウロのセントロは危険なのだが・・・

パームツリー(ヤシの木)が並ぶ「セー広場」には、様々な人がいる。「何してるかわからない人」「何するかわからない人」と・・・はじめてリアルな「危険な香り」とやらを嗅いだ場所だ・・・ホームレス、強盗、薬物中毒者・・・そして神さま?・・・あのドキドキする違和感がたまらなく好きだった。

10代の僕には、まさにその身体が感じる「匂いと臭い」が「キラキラ」という魔法だった。

となっては笑い話にできるが、最初に、この場所に行ったとき、何人かの黒人に連れ去られ身ぐるみはがされたのである・・・盗られるものがあったから命は盗られなかった。のである。(笑)

そして大聖堂の中に入ったときのあの感動は忘れない。ただ 忘れれない のは、大聖堂の裏にいた、汚れた服を着て、裸足で立っていた女の子。の「渇いた唇」と「神さまを捜してる」という言葉。

見つけれたかな・・・

見つけてもらえたかな・・・


おはようございます。2020年7月6日(月曜日)
それでは第八十九話「はじまり」です。

今日のお話は「終わり」です。

文章の所在が分からなくなったり、言葉では辿り着けないこともありますが・・・

今日も最後まで読んでくれて本当にありがとうございます!

今日という一日に「少し」の 勇気 を
そんな合掌】
それではまた明日。

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