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「時」はものをいうことができる。-未公開-
ことばよりもさらに明瞭に話す
文化というのは物を明らかにもするが、それ以上に隠蔽もする。しかも奇妙なことには、なにがみえないといって、自分自身の文化ほどみえないものはない・・・
(中略)
もし、「型」を考慮に入れないで「個」について語るならば、建築用のれんがについて論ずるさいに、どんな家であるかについて全然考えないのと同じである
出典 「沈黙のことば」より
エドワード・T・ホール
本日の一冊
エドワード・T・ホール [著]
國弘正雄・長井善見・斎藤美津子訳
■目次■
序
第一章 「時」の伝えるもの
第二章 文化とはなにか
第三章 文化の用語
第四章 三本の柱
第五章 文化はコミュニケイションである
第六章 「個」はいたる所にある
第七章 「素」はとらえがたい
第八章 「型」は組織する
第九章 「時」は語る/アメリカの「時」について
第十章 「空間」は語る
第十一章 鎖をゆるめるために
訳者あとがき
それでは第百二十四話「はじまり」です。
今日のお話は「終わり」です。
文章の所在が分からなくなったり、言葉では辿り着けないこともありますが・・・
今日も最後まで読んでくれて本当にありがとうございます!
今日という一日に「少し」の 勇気 を
そんな【時】を
それではまた明日。