「時」はものをいうことができる。-未公開-

ことばよりもさらに明瞭に話す

 

化というのは物を明らかにもするが、それ以上に隠蔽もする。しかも奇妙なことには、なにがみえないといって、自分自身の文化ほどみえないものはない・・・

 

(中略)

 

し、「型」を考慮に入れないで「個」について語るならば、建築用のれんがについて論ずるさいに、どんな家であるかについて全然考えないのと同じである

 

出典 「沈黙のことば」より 

エドワード・T・ホール


日の一冊

エドワード・T・ホール [著]

國弘正雄・長井善見・斎藤美津子訳

■目次■

第一章 「時」の伝えるもの
第二章 文化とはなにか
第三章 文化の用語
第四章 三本の柱
第五章 文化はコミュニケイションである
第六章 「個」はいたる所にある
第七章 「素」はとらえがたい
第八章 「型」は組織する
第九章 「時」は語る/アメリカの「時」について
第十章 「空間」は語る
第十一章 鎖をゆるめるために
訳者あとがき


おはようございます。2020年8月10日(月曜日)
それでは第百二十四話「はじまり」です。

今日のお話は「終わり」です。

文章の所在が分からなくなったり、言葉では辿り着けないこともありますが・・・

今日も最後まで読んでくれて本当にありがとうございます!

今日という一日に「少し」の 勇気 
そんな【時】
それではまた明日。

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