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「BIJIN」-未公開-
日本語の「ビジン」
ウルチャ語の「ビジン」
100,000,000人以上が使う「ビジン」
100人が使う「ビジン」
絵本日の一冊
まえがきより
世界で話されていることばは、およそ7,000ほどもあります。皆さんはどれだけのことばを知っているでしょうか。「大きな」ことばも「小さな」ことばもありますが、優れたことばと劣ったことばがあるわけではありません。
ことばとは、それぞれが、世界を見わたすための独特な窓のようなものです。どれ一つとして同じ窓はなく、どれもが世界のすべてを見わたせるという意味で、等しい価値を持っています。
(中略)
今回、そんな「小さな」ことばの専門家たちに、思い思いの視点で「そのことばらしい」単語を選んでもらい、一冊にまとめました。
1ページ、また1ページとめくるたび、考えたこともないような遠いどこかで、聞いたこともないような名前のことばが話されていることに、どうか思いを馳せてみてください。
そして、本書に収められたことばから、どんな人たちが、どんな生活の中で、どういう発想のもとでそのことばを話しているのか、想像してみても良いかもしれませんね。
絵本日の1ページ
ビジン
ドアが開けっぱなし?
寒くもないんだし、開けておけばいいよ。
子供が好き勝手している?
やりたいようにやらせておきなよ。
なにごとも、あるがままに。
無理に変えようとしないで。
ウルチャ語 ulcha
ツングース語族に属す。アムール川下流地域にあるハバロフスク州ウリチ地区にて話されている。ウルチャ人は3,000人ほどいるが、ウルチャ語話者は100人ほどのみ。別名ウリチ語。ウルチャの自称はナーニで、系統的にナーナイに近いことがそこからも分かる。
江戸時代の記録ではウルチャ人は三丹(さんたん)人として登場している。彼らの主な生業は漁撈で、ウルチ地区の紋章にも魚が鳥と木とともに描かれている。
出典
それでは第百二十六話「はじまり」です。
今日のお話は「終わり」です。
文章の所在が分からなくなったり、言葉では辿り着けないこともありますが・・・
今日も最後まで読んでくれて本当にありがとうございます!
今日という一日に「少し」の 勇気 を
そんな【美しさ】を
それではまた明日。