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勇気ある決断をした「君」へ・・・-未公開-
理由なき 礎になる
「景色」 花譜 カンザキイオリ
この曲を贈る。
僕は感動した それだけ でいい。
時の流れは留まらず 移り変わってゆき 美しい風景や人もまたいつかは失われ
また新しい風景や人へと姿をかえてゆく。
私が生まれた国は古来「日いづる国」と呼ばれ、国旗もそれに由来する。私はたまたまこの時代に たまたま日本生まれの父(浩一郎)フィリピン生まれの母(マリ)から産まれ、たまたま起こった出来事の中で、たまたま出会った人々のおかげで生きてきた。
私が今ここに立てているのは、その中で居合わせた賢明なる人々の恩恵からなる礎があるからだ。それは家族であるし集団・・・大きく言えば国家ということかもしれない。
私の名前は歩。どんな時も前を向いて進むようにと父母の願いから名付けられた。私は私を生かし、私達の礎となった賢明なる人々の想いとともに生きる。これから先、生まれてくるであろう賢明なる人々の為に。
様々な出来事がおこっても目を覆いたくなる出来事から一歩も動けないと思う時でも私は常に前を向いて一歩でも前に進む・・・
日は沈み しかしまた、必ず日は昇るのだから
「日本沈没2020」より 歩のことば
助け合い、思いやり・・・自己犠牲・・・そんな連鎖が人の心を動かす。
そこにはもう血のつながりも、思想や哲学・・・宗教・・・そんなカテゴリーなんて関係ない
「人」としての行動・・・
それが「日本」の新しい文化への「応」え。
僕たちは多様性を享受しながら「日本人」とは?の問いに「応」えていく・・・
古き良き、そして新しい日本文化をつくるために。
これは、湯浅政明監督の「答」えではなく
「ナショナリズム」への、一つの「応」えなんだと思う。
色々な感じかたがあると思う。其れでいい。
本日、「戦没者を追悼し平和を祈念する日」に当たり、全国戦没者追悼式に臨み、さきの大戦において、かけがえのない命を失った数多くの人々とその遺族を思い、深い悲しみを新たにいたします。
終戦以来七十五年、人々のたゆみない努力により、今日の我が国の平和と繁栄が築き上げられましたが、多くの苦難に満ちた国民の歩みを思うとき、誠に感慨深いものがあります。
私たちは今、新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、新たな苦難に直面していますが、私たち皆が手を共に携えて、この困難な状況を乗り越え、今後とも、人々の幸せと平和を希求し続けていくことを心から願います。
ここに、戦後の長きにわたる平和な歳月に思いを致しつつ、過去を顧み、深い反省の上に立って、再び戦争の惨禍が繰り返されぬことを切に願い、戦陣に散り戦禍に倒れた人々に対し、全国民と共に、心から追悼の意を表し、世界の平和と我が国の一層の発展を祈ります。と・・・
天皇閣下のおことば。
75年前の今日「終わった」
僕は生まれていなかったんだ。
僕たちが自由なのは
僕たちが飛べるのは
日本に風が吹いたから
それは神ではなく「君」だ。
神がいても・・・
「君」がいなければ
僕は生まれていなかったんだ。
でも「君」は神を信じたんだよね
だから「君」が信じるなら
僕も信じるよ
75年前の「君」のことを考えて
今日、僕は泣いた
そんな「君」が僕は大好きだ。
そんな僕を「君」は好きかな?
「ありがとう」闘ってくれて・・・
君が背負った日の丸を・・・
日本の未来を・・・
少しだけ・・・僕も・・・
僕も
いつか知らない誰かの生きる意味に・・
理由なき礎になれるように・・・
懸命に・・・生きる。
生き抜いてやる。
「君」が世の中へ遺したもの
「生きる」という意味。
そのすべてに命を懸ける価値がある
それでは第百二十九話「はじまり」です。
今日のお話は「終わり」です。
文章の所在が分からなくなったり、言葉では辿り着けないこともありますが・・・
今日も最後まで読んでくれて本当にありがとうございます!
今日という一日に「少し」の 勇気 を
そんな【応え】を
それではまた明日。