「漁師」のカクレタルコト-未公開-

のいちばん知りたいことは、今日の文化をきずきあげて来た生産者のエネルギーというものが、どういう人間関係や環境の中から生れ出て来たかということである。

 

出典 「忘れられた日本人」より 宮本常一

本の「スタート地点」のカクレタルコト

(神事)

毎年旧暦3月3日(元4月初旬)漁師が漁船に大漁旗を高々と掲げて島の岩を3回周り、海上安全と大漁を祈願する漁師のお祭りがあります。

昔は神主さんとお寺の住職さんとともに岩に上がり、祝詞とお経を上げ、漁師はお参りの後、その場で御神酒をいただき、法要を祈りました。

現在では、各区ごとの代表船に大漁旗を飾り立て、勇壮なパレードをして岩へ向かい、船上にて御神酒を捧げ、神主さんと大漁祈願安全祈願を行います。

平バエ祭り

の岩は竜宮城の天井門とも言われ、この辺には昔から大ウミガメが住んでいると云われています。この大ウミガメに御神酒を捧げると、大漁をもたらせてくれると云われてます。

この岩の名前は 平バエ です。

平バエ 

古事記(日本で1番古いと云われる書物)のはじまりにこうあります。

イザナギ(伊弉諾尊)とイザナミ(伊弉冉尊)は天つ神々から渡された天の沼矛で何もなかった海をコヲロコヲロとかき混ぜました。そして引き上げた天の沼矛から落ちた滴が固まり岩となりました

其れが 沼島 です。

イザナギ(伊弉諾尊)とイザナミ(伊弉冉尊)は沼島に降り立ち「上立神岩」を廻り夫婦の契りを交わしました。※「上立神岩」は、また記事にて紹介します。

そして2人は「平バエ」にて くにうみ をはじめました。

路島 が生まれ

国 岐 州 岐 馬 渡 

の順に 8 つの島が生まれたので、この国を大八嶋国といいます。


おはようございます。2020年7月16日(木曜日)
それでは第九十九話「はじまり」です。

今日のお話は「終わり」です。

文章の所在が分からなくなったり、言葉では辿り着けないこともありますが・・・

今日も最後まで読んでくれて本当にありがとうございます!

今日という一日に「少し」の 勇気 を
そんな【御神酒】
それではまた明日。

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