「青鯖が空に浮かんだような顔」-未公開-

83年前の・・・

今日(1937年(昭和12年)10月22日)・・・

30歳で死んだ。「人」のお話


日の一冊

文豪の悪態 皮肉・怒り・嘆きのスゴイ語彙力

山口謠司 【本】


太宰治と酒を飲んだ席で・・・

「何だ、おめえは。青鯖が空に浮かんだような顔をしやがって・・・」

と・・・中原中也は、宰治に言った。

そして2人は・・・

酔っ払って取っ組み合いの喧嘩をするのであった・・・

後に・・・

「蛞蝓(なめくじ)みたいにてらてらした奴で、とてもつきあえた代物ではない」

と太宰治は、原中也に言った。

豪って面白い「人」たちだな・・・

鉛筆と消しゴムの「喧嘩」みたいに・・・

お互いに削り合うんだろうな・・・

己と互いの命を・・・

己互いの・・・鉛筆と消しゴムで・・・


日のもう一冊

中原中也詩集 (新潮文庫)

中原 中也  (著), 吉田 ヒロオ (著)


原 中也(なかはら ちゅうや、1907年(明治40年)4月29日 – 1937年(昭和12年)10月22日)は、日本の詩人、歌人、翻訳家。旧姓は柏村

 

 

中也は30歳の若さで死去したが、生涯で350篇以上の詩を残した。その一部は、結婚の翌年刊行した処女詩集『山羊の歌』、および、中也の死の翌年出版された第二詩集『在りし日の歌』に収録されている。

 

出典 ウィキペディア(Wikipedia)

いて、いるのは、
あれは、花かよ?
何の、花かよ?

薔薇(ばら)の、花じゃろ。

 

しんなり、開いて、
こちらを、むいてる。

蜂だとて、いぬ、
小暗い、小庭に。

 

ああ、さば、薔薇(そうび)よ、
物を、云ってよ、

物をし、云えば、
答えよう、もの。

 

答えたらさて、
もっと、開(さ)こうか?

答えても、なお、
ジット、そのまま?

 

1934・12「薔薇」中村中也


はようございます2020年10月22日(木曜日)
それでは第百九十七話の「はじまり」です。

20201022ですね・・・

10月22日とは?年始から295日目(閏年では296日目)

年末まであと70日ある。

今年もあと・・・

70

続く

今日のお話は「終わり」です。

文章の所在が分からなくなったり、言葉では辿り着けないこともありますが・・・

今日も最後まで読んでくれて本当にありがとうございます!

今日という一日に少し」の 勇気 

そんな「削

それではまた明日。

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