映画「異端の鳥」-未公開-

画「異端の鳥」2020年10月9日(金)に決定。予告編が公開された。

ヴェネチア国際映画祭コンペティション部門で上映され、途中退場者が続出する中・・・

最後には10分間の・・・

スタンディングオベーション

に帰る。という強い願いを胸に いじめ 暴力 迫害 差別・・・絶望という瞬間の積み重ねの中「少年」の目にうつるものは・・・

そして圧倒されるような大自然の中を逞しく生き抜いていく「少年」が出会う「人」とは?

その人たちが「少年」の「何」を奪い・・・その事実が「少年」の心に「何」を芽生えさすのか?

いペンキを塗った「鳥」が他の鳥たちと大空を羽ばたく・・・しばらくすると白いペンキが塗られた鳥だけが血まみれになって落ちてくる・・・

一度も名前を名乗らなった「少年」が、バスの窓に指を使って自分の名前を書く・・・

自分を助けてくれた数少ない男が首吊りをするシーンで、長く苦しまないようにと男に飛びつき重しになる・・・

間の圧倒的な「悪意」にひとりぼっちで立ち向かう「少年」その物語の行間と、旅路の果てに見る風景を、見にに行きたい。

この映画を。

NYで謎の自殺を遂げた・・・ホロコーストの生き残りであるユダヤ系ポーランド人作家「イェジー・コシンスキ」が1965年に発表した作品『ペインティッド・バード』を、チェコ出身のヴァーツラフ・マルホウル監督が11年もの歳月をかけ映画化した「表現」・・・

ルホウル監督は「異端の鳥」は悪についての探求、そして善と共感、愛についての物語です。本作の中に善と愛を発見する時、我々はその本質に感謝し、より多く求めます。これは人間が善を求めているという映画のポジティブなメッセージです。主人公の少年が“家に帰りたい”と泣いたとき、観客の皆さんも愛のある安全な場所に、家に帰りたいと思うでしょう。そして、私は「異端の鳥」が提起する質問に悩まされています。“人間は罰を受けることがなければ、悪に向かう”と言う心理学者は正しいのでしょうか? はたして悪は人生の闘いの中で、避けられないものなのでしょうか? 私はまだこれらの答えを探し続けています。そして、特に今の時代における答えを知りたいと思っています」と語っている。

『異端の鳥』(原題:The Painted Bird)

東欧のどこか。ホロコーストを逃れて疎開した少年は、預かり先である一人暮らしの叔母が病死した上に火事で家が消失したことで、身寄りをなくし一人で旅に出ることになってしまう。行く先々で彼を異物とみなす周囲の人間たちの酷い仕打ちに遭いながらも、彼はなんとか生き延びようと、必死でもがき続ける──。

監督・脚本/ヴァーツラフ・マルホウル 
原作/イェジー・コシンスキ「ペインティッド・バード」 (松籟社・刊)
キャスト/ペトル・コラール、ステラン・スカルスガルド、ハーヴェイ・カイテル、ジュリアン・サンズ、バリー・ペッパー、ウド・キアー
2018年/チェコ・スロヴァキア・ウクライナ合作/スラヴィック・エスペラント語、ドイツ語ほか/169分/シネスコ/DCP/モノクロ/5.1ch/字幕翻訳:岩辺いずみ/R15

日本公開/2020年10月9日(金)、TOHOシネマズ シャンテ他全国ロードショー
配給/トランスフォーマー
後援/チェコ共和国大使館 日本・チェコ交流100周年記念作品 公式サイト
©2019 ALL RIGHTS RESERVED SILVER SCREEN ČESKÁ TELEVIZE EDUARD & MILADA KUCERA DIRECTORY FILMS ROZHLAS A TELEVÍZIA SLOVENSKA CERTICON GROUP INNOGY PUBRES RICHARD KAUCKÝ


おはようございます。2020年7月21日(火曜日)
それでは第百四話の「はじまり」です。

2020年9月8日の映画ナタリーの記事に「谷川俊太郎」のコメントがあった。

見終わって私の言葉はしばし仮死状態に陥りました。
でもこの映画にひそむ沈黙から言葉はふたたびよみがえるでしょう。

今日のお話は「終わり」です。

最後に・・・書いている理由、それは「人」です。
そう思える「人」がいなければ、僕は生きる「今」にたどり着いていません。

僕にとっての生きる意味・・・それは「あなた」です。

文章の所在が分からなくなったり、言葉では辿り着けないこともありますが・・・

今日も最後まで読んでくれて本当にありがとうございます!

今日という一日に「少し」の 勇気 を
そんな【目を伏せない】

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